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2022年(令和4年)08月13日
旧暦7月16日 仏滅
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旧盆は沖縄県民にとって最大のイベント

2015-09-29

法要について考えるのも終活

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1976年当時の旧盆

 大事な人を葬儀でお見送りしたあとも法要は続きます。四十九日を最初の節目に、三十三回忌で一区切りとなります。また、あの世から毎年里帰りする祖先を子孫一同で歓待する旧盆は、今も県民にとって一年で最大のイベントではないでしょうか。家族・親せきが多く集まる旧盆を前に、法要について考えるのも一つの終活といえそうです。


ナンカ祭

 仏式では亡くなった日から数えて七日ごとに故人のための法要をします。これは故人があの世で七週にわたって七日ごとに生前の善行・悪行を問われるという仏教の教えに基づいています。この法要を沖縄ではナンカと呼んでいます。

 その日は早朝から墓参りをし、祭壇に法事料理を供え、近親者や葬儀に来られなかった方などが訪れ、焼香をします。特に最初の七日目を初七日(ハチナンカ、しょなぬか)、七回目を四十九日(シチナンカ、なななぬか、シンジュウクニチ)と言って、二回目~六回目ナンカより盛大に行います。ナンカにはお坊さんを招いて読経してもらうことがありますが、特に初七日と四十九日に頼む家が多いようです。

 四十九日には、祭壇の白位牌を本位牌に取り換え仏壇に安置します。このときまでに仏壇がない場合は仏壇を買い求め、戒名、生年月日、俗名、享年を書いた位牌を準備しておきます。四十九日が忌明けとなるので、この後に通夜や告別式、ナンカに来ていただいた方々に報告を兼ねてお礼状を出します。

年忌法要

 年忌の法事は、一年忌、三年忌、七年忌、十三年忌、二十五年忌、三十三年忌の六回行います。このうち、一年忌から十三回忌までをワカスーコー(若焼香)、二十五年忌と三十三回忌をウフスーコー(大焼香)、あるいはウワイスーコー(終わりの焼香)と言います。仏教では現世でどんなに重い罪を犯したものでも、三十三回忌で成仏するという考えがあるため、三十三回忌を一区切りとしているのです。

法要計算はこちらから

香典返し

 ナンカや年忌の法事にいらした弔問客に香典返しとして返礼品を差し上げます。返礼品は一般に半返しといって、香典の半分を目安にします。現在は1000~1500円の品を準備することが多いようです。一般に初七日の弔問客は告別式の三分の一と言われていますが、初七日に限らず客数よりやや多めに準備しておくと慌てずにすみます。品物はかつてはお米や洗剤などが多かったようですが、最近はかつお節やそうめん、しいたけ、のりなど乾物類が多くなっています。またお米券とお茶や五穀をセットにしたものなど、軽くて重ばらないものに人気があるようです。

お盆について

フォーマット

 盆は旧暦の七月十三日~十六日未明にわたって行われる祖先供養の行事です。旧暦七月七日のタナバタにお墓を掃除し、花を生けます。これは精霊を家へ案内するために行われます。同十三日はウンケー(お迎え)と言い、仏壇を掃除して花を生け、香炉をきれいにし、ちょうちんを飾って祖先を迎え入れます。仏壇にサトウキビや果物、ショウガ、ミョウガなどを供えます。

夕飯にウンケージューシーを供え、家族が仏壇の前に揃い、皆で線香を上げて「ウンケーサビラ」とお迎えします。お盆の三日間、三度三度の食事を仏壇にお供えします。またこの間に、身内や親類など仏壇と縁のある方たちが訪れ、線香を上げて祖先を供養 します。

最終日の十五日(ウークイ)は、お皿にもちや料理(重箱料理の中身とほぼ同じもの)を供え、家族で線香を上げて、夜遅くにウチカビを焼いて送り出します。ウークイ(送り)は、名残惜しさを表すため、なるべく遅く行うのが良いとされています。

ウチカビとは

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 黄土色の板紙に丸い銭型が打たれた「冥土のお金」。漢字で書くと「打ち紙」です。旧盆や清明祭(シーミー)の際に燃やすことによって、先祖へ送金したことになるとされています。中国や台湾でも「紙銭」を燃やす風習があるそうで、沖縄もその影響を受けているようです。最近はコンビニでも手軽に購入できます。見事な終活の手本を示されたご先祖さまに、供養の意味でたくさん送金してあげたいですね。ちなみに、どれだけ送っても贈与税はかかりませんのでご安心を。

初盆

 家族が亡くなって初めて迎えるお盆(四十九日の忌明けがお盆より前)を初盆と言います。故人が迎える初めてのお盆なので、特に手厚く供養し、故人が好きだったものなどを供えます。お坊さんを招き、お経をあげてもらう家もあります。

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